2017年04月22日

『 Going In Style 』

going_in_style.jpg
『 Going In Style 』公式サイト

鑑賞日:2017年4月21日(2D英語)

今日は久々に映画。邦題が「ジーサンズ」なんて酷いタイトルにされてるマイケル・ケイン、モーガン・フリーマン、アラン・アーキンが主演の「Going In Style」を見てきました。

シニアクラス破茶滅茶映画としては「RED」ぐらいはちきれてる方が好みだけど、割とおじいちゃんたちが等身大に無茶をしてくれる映画でした。

長年勤めた会社には裏切られ、銀行に騙され、家は差し押さえにされそうだし、もっと孫と幸せな老後を過ごしたい!そんなおじいちゃんたちが一大決心、初めての銀行強盗にトライ☆ 割とありがちなおじいちゃんクライムコメディの王道を押さえた感じです。

故に特に真新しさはなかったし、マイケル・ケインもモーガン・フリーマンもお肌や目の周りの赤みを見ると本当に年取ったなーとちょっと今後が違う意味でハラハラしちゃったんだけど、飄々とした雰囲気の二人に挟まれて頑固で偏屈っぽいアラン・アーキンのジイさんがまたいいんだな。

ついでにマット・ディロンもすげー久々に見た。彼もだいぶおじさんになってた。

シャキッとスーツ着てバトラーな雰囲気たっぷり漂わせてるとマイケル・ケインは本当にサーな感じでイギリス紳士なんだけど、くたびれたポロシャツにハンチング被ってヨロヨロ歩いてるとアメリカにいそうなおじいちゃんにも見えるので不思議。

3F2C733300000578-4403998-image-a-37_1491979526281.jpg

3F2C734100000578-4403998-image-a-36_1491979523275.jpg
何かちょっと「Fast and Furious」意識し過ぎてない?このポスター…。


posted by 益子繭己 at 05:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月07日

『 Ghost In The Shell 』

GITS_Online_Dom_Teaser-1-Sheet.jpg
『 Ghost In The Shell 』公式サイト

鑑賞日:2017年4月3日(3D英語)

さて先日万を満たしてスカヨハ攻殻を見てきました。なんというか、ハリウッド的ヘンテコアジア感は否めないものの、ハリウッドの攻殻オタクが趣味に走った感満載で、私は嫌いじゃないよ、これも。攻殻自体今までいろんなスタイルの攻殻があったわけで、これもその一つで充分にいい。

劇場版アニメ一作目と「イノセンス」、SACやARISEをみんな突っ込んでシェイクした感じ。冒頭の実写版Making of Cyborgだけでも感動できます。もうさ、サイバーパンクとアジアってさ、どうやってもブレードランナーになっちゃうんだよ!洋画にすると!

SACのハードボイルド刑事もの感はあまりなく(チームもの感があんまりないんだよね。バトーとトグサと荒巻以外は誰か誰だか解り難い。関係なさそうな女性隊員が追加されてたけど)、少佐が自分は何者なのかを追求する物語に焦点を置いてました。

あと一応黒幕として設定されているのがクゼなんですが、イメージ的には劇場版1作目のパペットマスターとクゼを融合させた感じでした。この2人の黒幕も原作ではとても複雑で規模の大きな敵なのですが、割と……こじんまりとまとめられていた感じが……まあ2時間でまとめるには仕方ないか。

まあたけしの荒巻さんは公安というよりヤ◯ザに見えるし、あとは押井守がハリウッドにゴリ押ししたのかってほどバセットハウンド。繰り返す、バセットハウンドです。

ghost-in-the-shell-movie.jpg

57293.jpg

ghost.png
造形的にスカヨハの少佐はいい感じだと思います。光学迷彩もいい感じだった。(ただアニメほどのエロさはないんだよなー、凄く格好いいババシャツみたいで)青い髪というよりは黒髪に青メッシュが入っててパシリムのマコ風でした。アジア系のカッコイイ女性はおかっぱに青メッシュって誰が決めたんだ。

オリジナルには少佐とバトーにはほろ苦い大人のロマンス臭があるんですけど、スカヨハ攻殻の少佐とバトーは仲の良い同僚って感じなんだよな。(少佐は相手にしてない感じで)しかもバトーは独特の気難しさがなくて、性格も明るく普通にイイ奴って感じ。トグサも頑張ってたけどもう一声欲しかった。

まあそんな割と他のキャラはよく解らない中、サイトーがちょっとだけ頑張ってくれます。あと桃井かおり。唐突に桃井かおり。「サユリ」見てないんだけど、桃井かおり何言ってるのかわかりにくかった…。

いや、繰り返しますが、私は好きです、この攻殻。日本も今週末から公開だよね?

timthumb.php.jpeg

Ghost-in-the-Shell-1.jpg

ghost_in_the_shell_ver3.jpg

ポスターはどれも格好良いなーー。日本版のとにかく全員集合ポスターはダサいなーと思うんだけど。冒頭のシーンで印象的なこのゲイシャ・ロボット、マスクのモデルは福島リラさんなんだってね。わかる気がする。


posted by 益子繭己 at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月22日

『 Beauty And The Beast 』

onesheet.jpg
『 Beauty And The Beast 』公式サイト

鑑賞日:2017年3月21日(2D英語)

実写版「美女と野獣」なんというか、ディズニーのセルフカバー作でもあったのでアニメの実写化まんまでした。エマ・ワトソンに魔法の世界もなんというか慣れっ子で、ハーマイオニーならこれくらい日常茶飯事だよね感がなんとも。

ユアン・マクレガーやイアン・マッケラン、エマ・トンプソンやスタンリー・トゥッチという名優も殆どのシーンがモノなので、どちらかというと声優的な出演です。

Gaston-Poster-beauty-and-the-beast-2017-40192432-343-500.jpg
特筆すべきはやはりルーク・エヴァンスのガストン。(笑)なんか本人思いっ切り楽しんでやってる感満載で良いんですが、お色気担当のはずなのに脱がない!なんで?!アニメのガストン脱ぐのに!!!(ストーリーに触れてないけど最大のネタバレかも)

ビーストの造形はやや人っぽ過ぎてちょっと気持ち悪い感じ。もうちょっと獣っぽい方が可愛かったんじゃないかなー。ルフゥの件のゲイ描写もほんとに「おいおい、今2017年だぜ?」って程度。あとちょっと人種ミックス頑張り過ぎててちょっと18世紀フランス感がおかしい感じはしたけど…。

まあ改めて原作のアニメでもそうだから言うけど、お騒がせしまして犠牲者ガストン一名なのは、ガストンそこまで悪い奴でもないのでちょっと可哀想な感じです。

それにしてもですね、セリーヌ・ディオンが歌ったテーマ曲にしろ劇中曲にしろ、懐かしかったですね。私の世代になると中学の英語の授業で歌ったりしましたよ、美女と野獣とかアラジンとかは。

でもやはり自分的には美女と野獣というとジャン・コクトー版のシュール過ぎるアレがどうしても頭から離れないのだよ。数年前のレア・セドゥ&ヴァンサン・カッセル版の美女と野獣はフランス陣営なだけにかコクトー版のに少し雰囲気近かった。

オープニングでいつものディズニーのシンデレラ城のイントロから入るんだけど、あれ?お城のデザイン違くね?と思ったら野獣の城なの、技ありで良かったッス。



beauty-and-the-beast-dan-stevens-beast-today-170127-inline-01_9206df05cfca09804c748501f2ba6a32.today-inline-large.jpg
ビースト(王子)役の役者さんは「ダウントン・アビー」とかで有名な方らしい。アニメよりワイルド要素は控えめ?


posted by 益子繭己 at 05:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

『 Logan 』

logan-poster.jpg
『 Logan 』公式サイト

鑑賞日:2017年3月8日(2D英語)

今日は「ローガン」を見てきました。これがラストおヒュー様ウルヴァリン、ラストパトリック・スチュワートプロフェッサーXになるの??と思うととても悲しいんだけど、ご本人たちが感じたように、もういいんだ、これで終わらせようってのも解る感じな、激渋展開な異質なX-MENシリーズでした。

コスチューム一切なしのアメコミ映画ってのも相当久々に感じたよ。

しかしX-MENシリーズ及びウルヴァリンスピンオフって未だに時間軸というか、展開に混乱があるんだけど、X-MENシリーズは「ファースト・ジェネレーション」から仕切り直しで、「フューチャー&パスト」でそれ以前のシリーズの展開は白紙化、「アポカリプス」が終わった時点で→

→プロフェッサーXとマグニートーの仲も休戦状態になったところで、ウルヴァリンシリーズは今作以前は「ウルヴァリン・サムライ」よね?「フューチャー&パスト」でジーンは死ななかったことになったわけだし、そうなると「サムライ」の時間軸は起きなかったことになってて……→

→それでいきなり数十年をすっとばして今回に至ってるわけか?ローガンが徐々にアダマンチウムの影響の長寿や驚異的回復力を失いつつあり老いてきているのは解るとして、プロフェッサーは「アポカリプス」の後から今回までに一体なにがあったのだろう…。→

→再建したはずの恵まれし子らの学園は?ジーンやサイクロップスやストームのような子飼いの側近たちはどうしたのか?何故ウルヴァリンに身を寄せることになったのか、その辺よく解らなかったんだけど…。

こんな風にシリーズの噛み合わせを考えると??になってしまうんだが、そこは置いといて……

体力の衰えを隠せない孤独な異端者と、少々ボケてるそぶりもあるがとんでもないサイキックなおじいちゃんと、悪意ある人間に過酷な運命を背負わされてしまった少女の3人が、擬似家族から本当の家族になるロードムービーとして見ると、とても渋い作品でした。

恋愛要素なんかない。みんな実質血縁じゃないのに描かれているのは家族愛なんだよ。

普通の親から子へ、子から孫への世代交代は新しい未来への希望だし、そんな普通の人生を望んでも持つことのできなかった身も心も手負いの老人と男と少女が家族になるんだ。なんかね、悲しいんだな、とても。だからもうこれで終わりでいいんだって気になっちゃった。

X-MENの原作に詳しいわけでもないので見るまで全然解らなかったんだけど、今回登場のその少女の正体がわかったときにですね、あ、これマジで世代交代だって思いましたのん。

つーか、本当にX-MENシリーズ今後どうなるの?

個人的にはもう結構お腹いっぱいなのでマーベルには悪いけど、映画版ではアベンジャーズとX-MENのクロスオーバーはなくていいと思う。

今回も一部始終満身創痍主人公映画でしたが、ウルヴァリンお疲れ様だよ…。ストレス過多でややボケが入っちゃってる感じのプロフェッサーは時折本来のウィットのある性格も見せながらも、この人の人生も過酷で寂しかったんだろうなあ…と感じさせるパトリック・スチュワートの演技が素晴らしかった。

logan-intlf-teaser-poster-gallery.jpg
おっさんが少女を命がけで守る。「レオン」的なものが好物な人にはたまらんシチュエーションだけど、今回守られてる方も全然弱くないし、むしろ暴れん坊将軍なんで、子供の扱いが解らないおっさんがわたわたしたり、子供に「子供かよ」という目で見られてしまう堪え性のないウルヴァリンおじさんが可愛いシーンもあるので必見です。(笑)


posted by 益子繭己 at 17:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月26日

『 A Cure For Wellness 』

cureforwellnessposter.jpg
『 A Cure For Wellness 』公式サイト

鑑賞日:2017年2月24日(2D英語)

金曜日に見てきた「A Cure For Wellness」、スイスの山奥の保養施設にいるという社長を探して、ニューヨークから野心的な若い社員(デイン・デハーン)が押しかけ行方を探す…というミステリー作なのだが、監督はゴア・ヴァービンスキー。

すっかり「パイレーツ〜」シリーズのイメージだったが、この人ハリウッド版「リング」の監督だったよね。デイン・デハーンは前スパイダーマンに出てたなーぐらいしか知らなかったんだけど、恐らく30代ぐらいの役にしちゃーなんか幼くてスーツ姿がすごく坊っちゃんな感じに見えてしまい…。

でもデイン・デハーンの絶妙にしまってない、普通の人っぽい体型は、若いのに仕事で成功することしか考えてなくて常にパソコンとスマホで株チェックしてるような、全然運動とかしないで仕事してるんだろうな、この人感が出てて丁度良かったかもしれません。

cure-for-wellness-a-5-rcm0x1920u.jpg
Burg_Hohenzollern_Feste1846-1024x682.jpg
スイスの山奥にある、お金持ちの高齢者ばかり入所しているウェルネス・センターは風光明媚な山々に囲まれた古城のような施設で、実際ロケはスイスではなくドイツのホーレンツォレルン城で行われたそうです。ノイシュバンシュタイン城と同時期に建設されたドイツの名城の一つです。

a scene from A CURE FOR WELLNESS.jpg
入所している高齢者たちは実に呑気に幸せそうに始終白いローブ姿で敷地内で過ごしていて、中はスチームバスのようなスパから温泉、プール等、「水」を使った健康法で一杯なのですが、どー見てもこの健康法が50〜60年代に流行った毒にも薬にもならない健康施設そのものなんだよね。

今時ビタミンだといって青いガラス瓶からスポイトで薬を摂取したり、とにかく施設もやってることもレトロ。なんとなく、やってることの意味不明さ、怪しさから高齢者版のわかり易い「エヴォリューション」のような印象…。(なんだそりゃ)

そんなとこに顔色の悪くて不機嫌そうなデハーン、さらに顔色の悪い謎の少女は「ニンフォマニアック」(見てない)のミア・ゴス、出てきた途端に善人には見えないジェイソン・アイザック(マルフォイ父)の所長ときたもんです。スタッフやナースも皆どこか気持ち悪い容貌。

あとスイスの田舎町とかあんなガラの悪い若者ばっかりなのかねー?牧歌的なイメージだったから意外でした。

欧米人のウナギ(っぽい魚類)に対する嫌悪感がいかんなく発揮されている映画でした。(でもイギリス人はウナギをぶつ切りにしてゼリーに入れるという所業ができる)最終的な謎解きの部分、私はちょっと良く解らないとこがあったんだけど、レビュー見てみよう…。

Screen-Shot-2016-12-13-at-11.33.50-AM.jpg
ウナギ風呂に浸かるミア・ゴス。


posted by 益子繭己 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする