2016年12月19日

『 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 』

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『 ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 』公式サイト

鑑賞日:2016年12月17日(3D IMAX字幕)

では、「ローグ・ワン」ってきます。May the force be with us!

昨日帰宅してからあまりに眠くて寝オチしてましたが、「ローグ・ワン」…なんというか凄く……男たちの挽歌でした……。

「ローグ・ワン」確かにジェダイなしで戦う反乱軍の絶望的さってハンパなくてフォースを信じるということがこの銀河系の土着信仰みたいなものなんだなあというのは凄く感じた。

普通の人間からすればジェダイって一騎当千のスーパーバイオ兵器で、後に反乱軍がルーク1人、レイ1人得ただけで士気が全然変わったのも納得できました…。そして今回のあの死闘を経て、さらっとEP4のあのシーンへ繋がるのかと思うと…ファンなら胸熱だよね…。



戦闘シーンの格好良さではやはりドニー・チアルート・兄貴の格好良さが際立ってましたわよ。ボウガン型になる武器といい、チアルートさん、絶対修行を積めばジェダイになれない??(…て、このギリギリ具合が現実的で切ないとこなんだけど)

チアルートさん以外で好きなキャラはボーディーです。こいつ……めっちゃいい奴やん……いつも必死だったし……。ラッパーっぽい見た目だなあ…と思ったらラッパーだった…。え、オクスフォード大卒の俳優兼ラッパーだと…?すげーな、リズ・アーメッド。

提督はおサカナ。スターウォーズシリーズはなんか魚っぽい宇宙人が出てくるとちょっとテンション上がる。(笑)

あと歩兵にとって戦車がいかに恐ろしい存在であるかって描かれてる戦記モノはやはり好きですな。

あとベイダー様の来るぞ…来るぞ……来る…ギャアアアア!!!!!感、最高。シス怖い。マジ怖い。

情報量の多い映画だったので、もう一回ぐらい見たい。


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『 シークレット・オブ・モンスター 』

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『 シークレット・オブ・モンスター 』公式サイト

鑑賞日:2016年12月15日(2D字幕)

そうそう先日ようやっと「シークレット・オブ・ザ・モンスター」を見てきた。時代設定は第一次世界大戦末期、戦争締結に乗り出したアメリカの高官と思しき人物とその一家がフランスの片田舎の古い屋敷に住み始める。その一家の幼い少年の狂気を描く…。時代創作的作品なのか…?これは。

少年が両親とのすれ違いと確執を深める度に起こす癇癪、どこか他人を隷属させる術を知っているような親密さを見せる使用人や家庭教師との関係性を経て、少年はやがて独裁者へと成長する(成長した姿はラストにちょっと出るだけで本編ではほぼ子供)…んだが、これは単に鬱屈した親子関係の末路では…。

この映画がいかにして独裁者は生まれたかの序章を主格にした物語ならば、やはり親との関係性、家庭環境というのが人間の人格構造において一番重要ってことになるよね…。

仕事に忙殺されかつ妻の愛情を確信できない父親のストレスと、才がありながらも結婚を選んでずっと満たされない気持ちを抱えている母親。少年はずっとこの両親に軽蔑してるような眼差しを向けてて、最終的にはとんでもないことになるんだけど…。

美少年ものというジャンル性も強いのかな、これ。一見少女のように見える主人公の少年は長めの金髪に黒い子供服を着ていて、時代は全然違うけどベラスケスやレンブラントの絵画のような佇まいなんだ。ただ美少年視点だと自分の好みとちょっと違うんだよなー…ってそれはどうでもいいか。(苦笑)

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そもそもショタ趣味はありませんが、私の好みの美少年ではないんだよなー…トム・スウィート。

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ベラスケスやレンブラントみありますでしょ、この姿…。

ずっとモヤモヤした雰囲気で進み、最後でえ?なにこれ?な感じになるので映画としては微妙なんだけど、古びた洋館とストレスフルな美少年(苦笑)という意味では眼福みがありました。

え、「シークレット・オブ・モンスター」のあの役のロバート・パティンソンってトワイライトサーガの人??全っ然わからなかった!!!

あと不穏な雰囲気を駆り立てる音楽も評価が高いようですが(音楽担当はスコット・ウォーカー)、私にはなんかちょっと大仰過ぎて耳に刺激の強いBGMに感じてちょっと不快だったんだよなー……。あ、不快なのも狙ってるのかな。


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2016年11月30日

『 五日物語−3つの王国と3人の女− 』

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『 五日物語−3つの王国と3人の女− 』公式サイト

鑑賞日:2016年11月30日(2D字幕)

そして「五日物語」も見て来ました。スペインの話なのかと誤解していたけど、イタリアが舞台なのね。グロテスクな御伽噺といった作風で、女王や王女の絢爛なドレスや装飾品と対象的な暗くゴツゴツした石造りの城、絵画からそのまま立体化したような不思議生物とか中世ヨーロッパの陰鬱さ満載でイイ。

イタリア半島内の小国各地で起きた三つの物語を同時進行させる構成。それぞれ野望を抱え数奇な経験をすることになる女性と、彼女らに影響を及ぼす魔法的存在が登場。子供を熱望する女王の前に黒衣の男、王に見初められたい老婆の前に魔女、幸せな結婚を夢見る王女の父の前にノミ(笑)。

魔法でチートした代償を払うことになるというのも御伽噺の王道だよね。サルマ・ハエック久し振りに見たけど美しかったです。もはや気持ち悪いレベルの口説き文句を流れるように話すヴァンサン・カッセルはいかにも過ぎてニヤニヤしちゃったけど。ジョン・C・ライリーはまたも気の毒な役だった…。

ちょっとグロテスクでおどろおどろしく、かつ絵画のように美しい映像美。三つの物語は同時進行してるけど複雑な絡みはなく割とシステマティックに進むので解り易いし、秀逸な出来だと思います。ノミ、結構可愛いよ。

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ポスターデザインはどれも美しいですね。

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こういう中世の書物やタペストリーとかに描かれていそうな生き物がサラっと出てくる。

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でも何故か王様が着る潜水服はだいぶ19世紀的。

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本当に双子な王子とその親友役の二人。眉毛や睫毛まで真っ白でアルビノの役者さんなのかな?

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こういう活きた森の緑に贅沢な絹の鮮やかな赤が映え、さらに豊かな赤毛と真っ白な肌の美女というファンタジーですよ。


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『 エヴォリューション 』

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『 エヴォリューション 』公式サイト

鑑賞日:2016年11月30日(2D字幕)

そうそう先日「エヴォリューション」を見てきました。自然音と暗闇だけのシーンも多くて寝不足だったのもあり意識が飛びそうになる瞬間もありましたが、海のシーンの映像等とても美しく、少年とルネサンス絵画のような顔立ちの女性しか出てこない作品で美しさと不気味さの交錯が凄い作品でした。

「エコール」が森に隔離された少女たちならば、「エヴォリューション」は孤島に隔離された少年たちを描いており、見事な対象なんだけど、「エコール」の方が微熱の中で見る白昼夢のような感じなら、今回はもっと具体的に悪夢な感じに描かれてたと思う。ファンタジー度も上がっていた。

あと春画じゃないけど、やはり海水に濡れる女性と吸盤という組み合わせのエロスはやばいですね。

「エコール」は徹底的に異性の存在がなく少女と大人の女性は存在したけど、そのエロスは少女たち同士の戯れにあったわけなんだけど、今回は同世代の異性の不存在に加え、大人の同性(少年の成長した姿)も存在せず、少年と大人の女性のみに関係性が絞られていて、所謂おねショタってやつなのかな。

「エコール」なら学校、「エヴォリューション」では病院が結局何のための施設なんだか解らないのは同じなんだけど、今回はさらに少年たちを支配する大人の女性たちの生物学的正体も謎なんで、本当にファンタジーです。(女優さんの眉毛薄くてやたら黒目の大きな目がまた不気味なんだ…)

そんなわけで今回初めて渋谷UPLINKに行ってみたのですが、これは単館感溢れる映画館だったなー。パンフもUPLINKさんが制作しているようで、布張りのハードカバーです。素敵。



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陸上から見る海はいつも荒れていて低い轟音と水飛沫を上げているんだけど、海中は静かで美しいというこの対象。母なる海からの進化というのも暗示している描写なのだろうなあ…。

ただこの映画、本来出産し増やすという生物学的に産む性である女性が、どうも生産する側ではないかもしれないというような描写があり、彼女らが望む「繁殖」を当人らではないく少年にさせる実験をしているようなのである。(やたら帝王切開の研究はしている)女性たち自身そもそも人間の女性ではないかもしれないという描写すらあり、彼女らが繁殖できないのはこの島に成人男性がいないという物理的問題なのかもしれないし、彼女ら自身で成人男性を必要としない繁殖を望んでいるのかもしれない。しかし何故それに成長しきらない少年である必要があるのか、そもそも少年に出産代行させようとしたところで、増えない状態で少年たちはどこから調達してきたのか(実験で死亡することもしばしばなのに)という疑問が残るんだけど、その辺の解明はファンタジーなので特に必要ではないのだろう。

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文字通り海水浴をする少年たちとその「母親」。うすうすどの子も自分の身の回りの世話をして病院に入院させるこの女性たちが本当の母親ではないことに気づいている。

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青または灰色の海や外の世界(ちなみに少年たちの病室は緑の壁で雨漏りがして水が滴っている)という中、光る主人公の少年の海パンとヒトデの赤。生命の象徴、らしい。


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2016年11月26日

『 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 』

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『 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 』公式サイト

鑑賞日:2016年11月23日(2D字幕)

「ファンタスティック・ビースト」見てきたぞー!エディくん演ずるスキャマンダー先生の若干コミュ障でも動物たちの前ではやたら大胆なキャラにやられつつ、登場人物が皆魅力的で子供に頼らない大人なテイストを漂わせながらもとてもキュートな作風が、ハリポタも親世代が好きな自分にはハマりました。

魔法使いの世界にもアメリカンとブリティッシュの壁はあることがなんとなく解るやりとりや、1920年代のニューヨークというたまらない時代設定がいいんだよー。コリン・ファレルも最後に見たの「ロブスター」で酷い有様だったけど、今回はシュッとした体型に戻っててカッコ良かったよ!

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シュッとしてて切れ味鋭くて真っ黒なコリンだよ!かっこいい!コリンも歳取って若造の頃の無駄な色気が削げ落ちて、洗練された感じになってきたなー。

あと、ロン・パールマン!ロン・パールマンいるよ!いかにもな役で!

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やっぱり葉巻が似合いそうな役。でも身長140cmぐらい。

スキャマンダー先生が連れてる魔法動物の中では守銭奴(というか光り物が好き)だけどニフラーが好き。あいつ、モグラっぽいのかなと思ってたら、顔はカモノハシっぽい!

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ニフラーかわいいよ。お腹の四次元ポッケもかわいよー。

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置き物のフリして隠れてるんだけどバレちゃうとこ最高に可愛かった!!

今日見た「ファンタスティック・ビースト」も魔法使いとそれを排斥しようとする人間のヘイト問題扱ってたりして時事問題的なものを感じたし、1920年代なのにニューヨークの姿を見ただけで私の胸にも去来するものがあったりするのです…。あの街はいつだってアメリカの価値観の最先端でいてほしい。



そう、孫がルーナの旦那さんと聞いて俄然スキャマンダー先生には好感度が上がったよね。 > RT

魔法の世界の映像化は大好きなジャンルなんだけど、ハリー・ポッターシリーズはどうも主人公たちの思春期特有のあやふやさがハマリキれない要素の一つだったんだけど、今回は同じ世界観を持ちながらも主人公を始め登場人物が皆大人で、それぞれ立場や信念がはっきりしており、私にはこっちの方がすんなりと馴染めました。三部作になるそうで続編も楽しみです!


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2016年11月17日

『 この世界の片隅に 』

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『 この世界の片隅に 』公式サイト

鑑賞日:2016年11月16日(2D)



フォロワーさんに実際にクラウドファンディングに参加されてる方が何人かいたので、興味がわいて「この世界の片隅に」を見てきました。原作未読。制作は最近ユーリ!で話題のMAPPAさん。ヒロインの声は能年玲奈改めのん。戦時中、呉に嫁入りしてきた普通の女性の非日常的時代の日常を描く。

働き者だけど、人より一段とのんびりした性格で、当時の当たり前に特に疑問も感じずに生きていた彼女が、戦争の激化(というより日常に差し迫る危険)により少しずつ身も心も削られていって、二度と取り戻せない喪失を自覚するにつれ激しい面を見せてくるところが地味に苦しかったよ…。

確かに彼女が失ったものって大きかったけど、玉音放送を聞いて激怒するってリアクションは予想外でびっくりしたんだ…。そして戦争は終わったと言われても庶民の生き残りをかけた戦いは終わらないわけで。あのふわりとした絵や作風の中にこういう厳しさが潜んでいて、かつ彼らは笑ってるってのがね…。

能年玲奈改めのんのヒロインの声は良かったと思う。声優っぽくないけど下手じゃない。広島弁の素朴なヒロインのイメージに合ってた。そういやヒロイン・すずの夫になる周作役の細谷佳正さんは広島県尾道出身なんですね。「坂の上のアポロン」(あれは佐世保が舞台だけど)の時といい方言男子役いいね。

食料物資の少ない時代の庶民の知恵の描写もとても興味深かった。絵の才能のあるすずが、初めて命の危険を感じる光景を目にしたときに思わずその情景を絵にしたいと思ってしまう気持ちとか、彼女の細やかな業なんだろうなあ…とか思いつつ…。

しかしユーロスペース初めて行ったけど、住所が円山町ってんで、あ、と思ったが、マジで周りラブホだらけなんだな。上野とか下町の辺と違って渋谷なだけに若干オサレめのが多かったけど。


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2016年11月12日

『 手紙は憶えている 』

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『 手紙は憶えている 』公式サイト

鑑賞日:2016年11月12日(2D字幕)

「手紙は憶えている」見てきた。ミステリー、サスペンス作としてとても面白かったが、おじいちゃんがしんどそうにしてたり、酷い目に遭ってるのを見るだけで非常にストレスがたまってきました。クリストファー・プラマー御歳86歳!トラップ大佐が!トラップ大佐が!



ブルーノ・ガンツも最初どの役か解らなかったよー。老けメイクもしてたんだろうけど、一見解らなかった。後からそういえばあの声…あの役か!と遅れて認識。

それにしてもほんとにおじいちゃんしんどくて辛い…。ヨボヨボ歩くおじいちゃんが、あの決して快適とはいえないグレイハウンドの長距離バス移動してるの見てそれだけでもハラハラしてしまった…。しかしパスポートの期限切れてても免許証があればカナダに入れるの?意外とザルなんだな…。

やや挙動不審なゼヴ(主人公のおじいちゃん)に訝しげな顔をしながらも身分証にトラブルがなければあっさり銃を売っちゃうガンストアのお兄ちゃんもな……。90歳近いおじいちゃんだよ?日本じゃ確か運転免許証は90歳で没収だったと思うけど、あんなヨボヨボしたおじいちゃんが一人でそんな危険物買いに来てサラッと売っちゃうんだ…。いや、大型スーパー行けば普通に猟銃売ってるアメリカらしいといえばそうなんだけど……。一応購入には警察でライセンス取ってくる必要なかったっけか?州によるのかな?

しかし今、トランプの大統領当選で早速アメリカでヘイトクライムが蔓延し出してるこのタイミングで、片田舎の街(アイダホだったか)で保安官という職に就いてる人物がナチス信奉者なのってすっごくヤバいだろと思うと同時に、いかにもありそうなことで、この一連のシーン辛かったッス…。

こういう極端な思考の信奉者が、仲間と見れば見ず知らずの相手でもうちに泊まってけよ!と気軽に言っちゃうフレンドリーさを見せる傍ら、自分が憎むべき対象と見るや態度が豹変して死んじまえ!ってなるの、そう、それがヘイトの為せる恐ろしさなのだよ……。

それを言うと、ユダヤ人という民族ごと抹殺しようとしたナチスのやったことは紛れもない極悪行為で、その行いに賛同・加担した人間の罪は決して消えるものではなく、法の裁き以上の何かがなくてはいけない気になるのももっともなのだが、この狩る者と狩られる者の立場が逆転した際のコントロール不能な爆発的殺意をどう対処したら良いのかというのは、未だ答えが見つかっていない問題のような気がする。

時勢柄とてもゾッとするテーマの作品でした。

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別バージョンのポスター。いきなりネタバレしている。(爆)


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2016年11月08日

『 ジュリエッタ 』

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『 ジュリエッタ 』公式サイト

鑑賞日:2016年11月7日(2D字幕)

「ジュリエッタ」見てきて終電ギリギリ。ペドロ・アルモドバル監督作品ということで、先週「私が、生きる肌」を見ていたせいか、今回はそれほどいつものアルモドバル鈍痛ショックはなかったかな。もっとどうしようもない母娘の確執の話なのかと思ってたけど、確執の具体的描写はむしろ殆どなくて。

これは失踪した娘に対し、何故、どうして、という母親側からの回顧録だからこうなのかな。娘の視点で描かれたら結構違う物語になりそう。

しかし私もかつて結構仲良かった友人から突然国際電話で変な電話もらって以来付き合いがとぎれてしまったとか、メールで一方的にお前のような恥ずかしい人間とは関わり合いたくない、二度と連絡すんなとか言われて付き合い絶った人いるんで、突然連絡してきて友人解消するとかいう人怖いなって印象。

ちなみに後者の二度と連絡してくるなさんには数年後偶然知人のお葬式で会ったら「なんで連絡してこないんだよ!」って言われたんだけど、僕、よくわかんないや。

私も非常に身に覚えがあるのであれなんだけど、鬱病とか精神疾患を患った家族と友好な関係を築くのは非常に難しく、場合によっては重度の介護レベルに近い負担を家族にかけることになるのはよくわかる。また子供からすれば、父母の馴れ初めとか夫婦間の不倫問題というのは年齢や慣れでもう他でやってくれと吹っ切れるまでは話題にもしたくない醜悪な問題でもある。ただ夫婦で片方が病で動けず日に日にかつての魅力を失っていくのに、心身ともに拠り所がないつがいの片方が別の魅力的な異性に興味が行ってしまうというのも本当によくある話だ。

ジュリエッタと娘・アンティアの関係の中ではこう言った親世代の負の体験が知らず知らずのうちに娘を傷つけ(直接知らせていなかったけど、実際は知っていた)、残されたたった一人の家族ということで母が娘に依存して多大な負担をかけていた……ということがこの母子間の亀裂だったようだけど、本当はもっともっとアンティアが追いつめられる、母を見捨てる気になった要素って細々とあったんじゃないかなあと思う。父と息子はプライドにより対立が発生しやすくて難しいけど、母と娘は情という問題で難しい関係になりやすいから。


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2016年10月31日

『 バトルシップ 』

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『 バトルシップ 』公式サイト

バトルシップ [Blu-ray] -
バトルシップ [Blu-ray] -

鑑賞日:2016年10月31日(2D字幕)




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2016年10月22日

『 GANTZ:O 』

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『 GANTZ:O 』公式サイト

鑑賞日:2016年10月19日(2D)

そうそう、昨日「GANTZ:O」見てきました。自分は実写映画とコミックス2〜3巻までしか読んでない知識ですが、まあ大体わかったって感じ。確かに人物以外は実写並でした。今回は加藤くんが主役で小野D。まさか鈴木さんがシャアこと池田秀一さんだとは思わなんだ。

その他大阪チームのキャラの声優陣はケンドーコバヤシだったり、レイザーラモンHG&レイザーラモンRGだったりで驚きだったけど悪くなかったです。途中パシリムかよ!ってなるシーンもあり。あれ原作でもあるの?

あとオヤクソクで女性のガンツスーツの乳はよく揺れてました。(笑)

ストーリー的にはこれ続きある前提だよね?解りにくいところはたくさんあったけど、それでも実写版よりずっと良かったのでは。


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