2018年02月12日

『 はじめてのおもてなし 』

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『 はじめてのおもてなし 』公式サイト

鑑賞日:2018年2月11日(2D字幕)



昨日は母を誘って東京単館のドイツ映画「はじめてのおもてなし」を見てきました。移民問題に揺れるドイツですが、主人公はムスリムだけどシリア難民ではなくナイジェリア難民として描かれてました。ミュンヘンに住む裕福なハートマン一家が難民を受け入れるお話です。

原題は「ハートマン家にようこそ」。難民を積極的に受け入れよう、痛みを分かち合って理解しようという人たちと、難民はテロリスト、犯罪の温床と忌み嫌う人たち両方が出てきて今のドイツの世相を表してるなあとは思うのですが、基本はコメディタッチでドス黒さはありません。

難民という社会問題に対するドイツ人の対応というのも興味深いんだけど、教養人なのに世間知らずで偏見が強いタイプの人や自由を愛するばかりに薬物問題や近所迷惑を省みないタイプの人とか、ミドルエイジクライシス引きずったままの定年直前の夫婦とかドイツ人なのに病的ワーカホリックな息子とか→

→何をやっても上手く行かず30過ぎても自分探ししてる娘(そしてそれにきつく当たる真っ当な人生を送ってきた親)とか、子供のために気が狂わんばかりに働いてるのに子供と上手く行かない離婚家庭の父親とか、割と人ごとではない感じの人が一杯でその辺にふむうとなることも多かったりしました。

どちらかというと難民問題に真正面からぶつかった作品ではなく、体裁を保つのに必死なほころびだらけの家族が、異文化からの来訪者の価値観に刺激を受けて壊れたり修復したりって感じのお話でした。いやー、でも男性で老いを認められない人って女性でそうな人以上にいたたまれないな…。

外国人目線で言うと、ドイツって確かに自由な夢の国のようで、訳の分からないルールも一杯、でも魅力的なのは確かってのはすっごく解ったり。あと久々にドイツ語聞いたよ〜。主人公、十分ドイツ語話せてるんだけど、元教師のホストマザーにいちいちder die dasを直されるのほんっとわかりみしかない。

あと外国人にドイツ語教えてるドイツ語教師って職業が結構片手間にやってたりする割といいかげーんな人材なの、自分も語学学校で何となく感じてたやつよ。(苦笑)

所々単語だけ解るとか、あれ?この言い回しのときの私にはmirでこっちはmichなんだ〜〜?など脳内をモゴモゴさせながら見れました。結論から言うとドイツ語難し過ぎからは変わらないのですが。(死)

しっかしせっかく誘ったのに上映中の三分の一ぐらいは寝てる母。あーあ。

あ、そうだ、「はじめてのおもてなし」作中で「あっちへ行け右翼!」みたいな字幕になってた台詞があったのだけど、ペギータってはっきり言ってたわ……。

あ、でもこれ2016年にドイツで公開されてた映画だから制作していたのは2015年頃として、ここ数年でもドイツの移民・難民政策に対する情勢は変わってきてるんじゃないかなあとかも思ったり。

作中でも富裕層であるドイツ人が難民に対し「我が国の首相が受け入れると決めてしまったので…」という言い方するシーンがあった。うん、ドイツの難民問題って慈善行為で難民を自宅に受け入れられるような余裕のある富裕層ではなく、自分の生活にも困窮してる層の思惑が問題なのではとも思うんよね…。


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2018年01月29日

『 ルイの9番目の人生 』

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『 ルイの9番目の人生 』公式サイト

鑑賞日:2018年1月27日(2D字幕)

そして「ルイの9番目の人生」全く前情報を入れず、幼い頃から事故にばっかり遭う数奇な運命の子の物語をブラックコメディ的に展開していくのかと思ったら彼に関わる大人たちの複雑な事情と性癖が暴かれていくかなり救われないミステリー作品でした。思ってたのと違くてびっくり。

例え本物の愛であっても子供を自己愛の具現化として見ている親を持つことは不幸な話であるよ。あと、あんまり調べてなかったからうかつだったのですが、海沿いの崖から落ちるというのは個人的に精神的に来る。「ダークシャドウ」でも嫌だったんだよな。

いや、でも作品としてはとても面白かった。監督、「ピラニア3D」や「ホーンズ 容疑者と告白の角」の人だったのか!

途中からお母さんが怪しいというか危ういことに気づいてくるわけですけど、女性目線で見るとあー、この人はヤバいな、でも絶対に男性が抗えないタイプよねというファム・ファタールっぷりで(あのパーティーに呼ばれるシーンやばい)、パスカル先生にはやーーめーーとーーけよーーー、パスカル〜〜〜〜、あ〜〜〜〜〜、ああ〜〜〜〜〜〜〜、思う壺〜〜〜〜〜になっちゃうし(実際隣の席の女性客が「それ絶対嘘だから行かない方がいいよ」とか呟いてるの聞こえたし(苦笑))、ルイのお父さんは問題はあれどちゃんとルイと父子愛が築けていただけに悲しくて哀れになってしまうのですよ……。お母さんに言われてボクサー辞めたってのもね。あのお父さん後になればなるほどちゃんとした人で葛藤してたんだなあってのが解って辛いよ。

そして奇跡的にルイが目覚めたとしても、この後に何が待ってるのかな……と思うと、何があろうとあのお母さんとルイは血縁の母子というのは唯一の揺るぎない事実(と仮定されている)わけであって、親を選べないって辛いね……となってしまうのでありました。


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2018年01月27日

『 ガーディアンズ 』

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『 ガーディアンズ 』公式サイト

鑑賞日:2018年1月27日(2D字幕)

今日は久々に映画2本ハシゴ「ガーディアンズ」と「ルイの9番目の人生」を見てきた。このチョイスの落差ったら。

「ガーディアンズ」、ロシア製X-MENという触れ込みでしたが、全てがどこかで見たような感じで、その辺は想定内だったんですが、意外だったところも特になく…。獣化で狼系でなくて熊になるのは流石ロシアという感じだったけど。まあクマーがすごくCGクマーなんだけど。

昨今のヒーローものが陥り易い、悪役の動機の弱さや、身体能力を特化させただけのキャラの能力値に限界を感じさせてしまうあの感じはしっかり踏襲してる感じでした。そしてまさか、最終兵器があんなフワッフワしたコンセプトの武器とは。(汗)え、何?ここで東映戦隊ヒーロー入んの?って感じで。

部隊を指揮するのがブロンドショートヘアのスレンダー軍服美女少佐というのもフェチズムを感じるけど、どうせなら隊員たちを駒のように扱い、ガーディアンズたちをあくまで兵器と思ってるような冷徹さが欲しかった。メンバーの身の上話に眉を下げるような人でなくてもいい。

二番煎じウィンターソルジャーみたいなアジア系のお兄さん、ハンは格好良かったです。二番煎じ感酷いけど。

エンディングもあの感じ、何をか言わんやでしたが、ロシア映画のこの手のやつ見たの……「ナイト・ウォッチ」以来だったかな。うーん、なんというかボルシチヒーローもの、作りがいろいろ雑でした。惜しいとこもあるんだけど。(汗)

なんというか、脚本が学芸会レベルなんだな…。最強生物に獣化!でクマは確かにロシア的で良い。

あ、この既視感なんだろと思ったら、あのクマーは夕張メロン熊だ。そうだ、あれだ。

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4人のリーダー格のレア!年を取らない改造人間故の悲哀、老いゆく娘を送ってきた悲しみを抱える世捨て人!手を触れずに物体を自在に操るサイコキネシス使い!また周囲の岩を体に張り付けて攻防一体の岩男パンチを繰り出すぜ!その姿がダサイ!!

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音速の男・ハン!カザフスタン付近のアジア系の血を引くファイター!兄より強くなりたくてガーディアンズ計画に自ら志願!その結果手加減が効かず兄を殺してしまった過去を持つ男!かっこいいけどどう見てもバッキー?!どうしたんだバッキー??だ!!(from 「キャプテン・アメリカ」)

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チームの紅一点!記憶をなくした流浪のサーカススター・クセニア!透明人間になれる能力を与えられ、高い身体能力で肉弾戦も得意とする女戦士!すごい腹筋割れてる!手術痕がタトゥー風!透明になれる上に寒暖差に強いとか言ってるそばから液体窒素で凍らされちゃうドジっ子だ!

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そして旧ソ連の科学力を結集したクマー!獣化能力を持ったアルスス!実は元々科学者で自分を実験体にしたらしいインテリマッチョだ!科学者が筋肉モリモリの怪物になって理性吹っ飛ぶってのもどこかで聞いたことある設定だあ!!変身してパンツ破れた後、人間に戻った時の服はどこに持ってんだよ!最初からバレバレだけど実はクセニアのことが好きさ!

って、こんな感じです……。あとな、悪の黒幕…というか最初から全然隠れてないので黒幕でもなんでもなく、ただ悪役なんだが、そいつも筋肉ダルマのリモコンオバケなんだけど、デザインがクソダサいのですな。

酷いことばっかり書いてますが、決して嫌いじゃないんですよ、こういう映画。


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『 オリエント急行殺人事件 』

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『 オリエント急行殺人事件 』公式サイト

鑑賞日:2018年1月19日(2D字幕)

もうぞろ公開終了しそうな「オリエント急行殺人事件」をギリギリ見てきたぞー。折りよく109シネマズデーで1100円で見れた!ワーイ。そして実際劇場で見て良かったと思える安定のブラナー節でした。

アガサ・クリスティーは中学生のとき「オリエント急行殺人事件」と「そして誰もいなくなった」を読んだはずなんだけど、脳内メモリーからすっかり消えていたので内容をよく解らないまま鑑賞スタート。

どーでもいいけど、ヘラクレスが英語だとハーキュリーズ、仏語でエルキュールだったのか!確かに仏語ってHが発音から消えるよね!と今さらな感動で序盤からいい出だし。

のっけからイスタンブールの美しさに俺も飛んでイスタンブールしてえ!ドキがワクワクな豪華列車の旅にテンションが上がる!寝台列車いいよね!ダイニングカーで食事して、本当に2〜3日かけて行くような列車の旅!オリエント急行まだ現存するのでいつか乗りたい〜〜。あー、また旅に出たい。(病気)

「スターウォーズ」でほぼノーメイクで19歳のレイの役をやってるデイジー・リドリーがメイクのせいで最初全然わからなかった。そうかー、こんな感じにもなれるのねー。

しかし記憶の彼方にあった原作のオチが映画中盤で突如脳裏に蘇り、犯人が誰か思い出してしまった。なんか記憶喪失がショック療法で治る瞬間みたいだった。(苦笑)

ストーリーについてはミステリーにつき何でもネタバレになっちゃうだろうし、原作の知名度を考えれば言うまでもないと思うが、豪華キャスティングなだけに皆さんの演技の上手さが際立っておりましたね。うーむ、まさに古典!ケネスの真骨頂!

今日は特に意味はないが意識的に字幕を見つつも耳は英語の音声を追うように意識してたんだけど、アメリカ人の英語、イギリス人の英語、フランス語・ドイツ語・スペイン語が第一言語の人の英語、皆違って無茶苦茶脳が活性化された気がする。伯爵夫人のメイドさんのドイツ語聞いてなんか懐かしくなる。

しかしフランス人のメイドは理解できるが、ドイツ人の料理人はあんまり理解できない。(ちょっとネタバレ)

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今回はこんなキャスティングでした。昔映像化されていたものや原作からは人種や設定がやや変更されてる人もおりましたが、昨今のポリコレ的な感じはなく、何とか時代設定の穴にねじ込んで来た感じで良かったと思います。しかしジョニー・デップはろくでなしの役が多くなってきたなあ。


posted by 益子繭己 at 15:29| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『 バーフバリ 王の凱旋 』

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『 バーフバリ 王の凱旋 』公式サイト

鑑賞日:2018年1月13日(2D字幕)



王を称えに来たぞー!昼飯食い損ねているので猛烈にカレーが食いたい!!

バーフバリ!バーフバリ!!バーフバリ!!!エンドロールがほぼなくて観客全員最後にズッコケたが、ドイツで見たのもこんなだったかな?これほどのインパクト、忘れないと思うのだが。

最後の攻城戦のヤシの木カタパルト攻撃を近くにいたお兄さんが「モブまでアベンジャーズかよ…」と言っていたのに鼻水噴きました。

いやー、熱い。パンフ手に入って嬉しい。伝説の誕生の方も再販してたっぽいが、売り切れてた。



というわけで前述通り、変な時間だけど朝から飯食ってなくて腹ペコなのでカレー決めたよ!ここのカレー、スパイス効いてて好きなのだ!

バーフバリ、シヴァガミ国母様もデーヴァセーナ母さんも無茶苦茶剛胆な女性キャラでかっこええわーーー。シヴァガミ様は目玉落ちそうな目ェかっ開いた演技が怖いのなんの。デーヴァセーナも顎割れてる系美女。

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登場シーンからしてジョン・ウーばりに白い鳩が舞うかっこよさ。鬼よ…否、烈女嫁デーヴァセーナ!強い女に育てられた男の中の男はやはり強い女がお好みなのだ!

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嫁のデーヴァセーナの思い切りの良い発言に一々デデーーン!!と怒りで目をかっぴらくシヴァガミ母上。泰平の世であったとしてもこの嫁姑は何かありあそうだ。(苦笑)

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そんなデーヴァセーナが決定的に恋に落ちるバーフバリ殿下の超絶弓技シーン。ここは熱い。4本同時発射。

あとカッタッパとクマラも好き。親衛隊長な感じの老将とか、やればできる子な小心者キャラの意地とかいいよねー。笑いが禁じ得なかったシーンは件のヤシの木カタパルトとスワンボートで愛の大航海なシーンかしら。

そういや今日「バーフバリ」を新宿ピカデリーで見たのですが、この映画館では今までにないほどの大音量で、立川の爆音上映並の音量でびびりました。

「バーフバリ」のサントラ欲しくなってきたが、無駄に滾って暴れるだけで何もできなくなりそう。

「バーフバリ」、父バーフバリがあまりに愛され人徳キャラで、大体こういう王位継承争いの物語とかで人徳がない方を、同情はしないけど気の毒に感じてしまうんだよなー。「グラディエーター」のコモドゥスとかもキモくて嫌いなんだけど、あまりに人徳がなくて憐れだった…。


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『 キングスマン:ゴールデン・サークル 』

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『 キングスマン:ゴールデン・サークル 』公式サイト

鑑賞日:2018年1月12日(2D字幕)

Manners maketh manってくる。今年は映画初めが遅くなりました。



わーい!ハリーカードもらったー。

かんとりろぉ〜〜〜、てぃくみほ〜〜〜〜、とぅざぷれ〜〜〜〜ぃす、あいびろ〜〜〜〜ん………

ツヨシ……嗚呼、ツヨシ………。(えぐえぐ)

人に泣くなとか言っておきながらウィスキーで号泣泣き上戸になるツヨシに超萌え萌えしてたのに……。

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そう、私の推しはツヨシことマーク・ストロング演ずるエージェント・マーリン。大好きだ。頭も含めて。

エグジーがあのスウェーデンのお姫様とちゃんとお付き合いしてた展開、ちょっと意外でしたが、エグジーってやっぱりいい子だねって思いました。

テキーラが活躍する次回があるという布石なんだろうか…。

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超絶技巧な投げ縄とウィップ遣いに二丁拳銃、アクションはウィスキーの一人勝ちな感じでしたね。

嗚呼、でも私はツヨシショックがストロングでダメだ…。

ジョン・デンバーファンを公言するマーリンの悲愴なカントリーロード大熱唱…。ツヨシ…ツヨシィィ……おぅっふ…。 (;´༎ຶД༎ຶ`) こんな悲しいカントリーロードは過去最高ですよ…。ずっと現場に憧れてたバックアップが、初めての現場で爆死…。壮絶な最期にしてもらえただけでもラッキーか…。

シャンパンに言われた通りイギリスで一張羅を仕立ててもらったテキーラですが、マッチョな体型とガニ股が無茶苦茶スーツに似合わない、流石のカウボーイ。キングスマンは皆スラッと長い脚にキュッと締まったウエストが素敵で、本当にコリンもツヨシもスタイル良くてウットリでした。

某大御所アーティストのロンブーキックが強いのは致し方ない。爵位付きキックだから。



あー!ウィスキーって「グレートウォール」のこの人か!

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まあこういう対比なわけよ。どちらも国家所属の諜報機関ではなく、あくまで国を憂う有志が立ち上げた私設の組織なのよね。コードネームがオヤクソクで円卓の騎士な英国・キングスマン、何故かアルコール名な米国のステイツマン。(キングスマンが表向きは仕立屋なように彼らも表向きはウィスキー製造業)こりゃ日本にこんなのいたらインペリアルマン?とかサムライマン?とかいう声に混じって「いや、サラリーマンだろ」ってのが悲しかったぜ……。


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2017年12月31日

『 スター・ウォーズ/最後のジェダイ 』

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『 スター・ウォーズ/最後のジェダイ 』公式サイト

鑑賞日:2017年12月28日(2D字幕)



本日は年内映画見納めのつもりで、わざわざ立川まで「スターウォーズ・最後のジェダイ」の爆音上映を見に行ってきたぞー。

スターウォーズに関しては全然フリークでなく、ただ一作品として楽しんでるだけの人間なので普通にお祭り映画として楽しかったですよ…。惜しい方を亡くしたレイア姫役のキャリー・フィッシャーが素晴らしかった…。

キャリー・フィッシャー、あんな素敵なオーラのあるおばあちゃん素敵じゃない。レジスタンスの母なる存在のような慈愛のオーラだけでなく、敵軍を目前に対峙したときの眼光の鋭さといい、長年戦い続けたカリスマの佇まいが無茶苦茶シビレる。

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あとどう判断したらいいのか解らなかった新クリーチャーのポーグは、私の中では見てると不安になる生き物の方に着地しました。あれがカワイイ系のキャラになるの、やはり欧米感覚だなあ…と。ルークが隠遁してる島のお世話係なクリーチャー、魚人っぽいデザインのケアテイカーが私は好きだな。

前作ではひたすら格好良くて爽やかだったポー・ダメロンさんが、今回はイケロンっぷりだけでなく、熱血漢過ぎてダメロンなところも見せてくれて、文字通りそれをピシャリと制するレイア姫との関係性とかすごく良かった。BB-8はさらに出来る可愛子ちゃんに。もうBB万能過ぎる。

絵的にはファースト・オーダーの最高指導者・スノークの玉座の間でのレイとカイロ・レンのアクションシーンは燃えました。(いや、初っ端の爆撃隊の交戦シーンから興奮しまくりなのですが)スノークの護衛の赤いアーマーの兵士たちのビジュアルが石岡瑛子みがあって格好いいんだ。獲物も実に厨二的で。

ベンくんは若い女の子とお話しするのに何故あの格好を選んだんですかね?(笑)

あとハックス将軍は先生に褒められるとクラスの問題児にフフンという顔しちゃう人望のない学級委員みたいな小物感がいいね。可愛いぞ、ドーナル・グリーソン。猫ちゃん可愛いがってね。

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レイア姫、久し振りに会ったお兄ちゃんに「髪型変えたのよ」とかすごく欧米の人らしいチャーミングなジョークでいいなあこの兄妹って思いました。浮世に背を向けてしまった兄と、茨の道を歩み続けた妹。かつての英雄のその後として偉大な力の光と影を体現してるような二人でしんみりしました。

ベンの少年期までは付き合いがあったのだろうから15年振りぐらいの再会なんだろうけどハン・ソロとの思い出のチャームを持ってきてルークとハンの間にいるお団子頭の女の子・レイアの姿が思い出されるさり気なくも切ないシーンでした。そして相反してシャッター越しに敵を睨む眼光の鋭さ!素敵ング。

あの赤い衛兵の石岡瑛子みいいな〜〜。直刀から蛇腹に変形するガリアンソード使いや薙刀タイプと両刃短槍(しかも2つに分かれる)タイプとか厨二が詰まってますよ、奴ら!敵キャラとの共闘といい熱いシーンでした!

あと最初塩の惑星でカイロと対峙したとき、ルークだけ足跡をつけないのはカイロとルークの熟練度の差だと思ってたんです。そしたらまさかのエイリアス…。オビ・ワンも最期は消えるように世を去りましたし、正しくフォースと一体になることができたジェダイは皆ああなるのかしら…。

そういやカイロ・レンって騎士団長なはずなのに部下を率いてる感じが全然しない…。ファズマ様はブラスターの弾を弾くクロームの鎧はむっちゃ格好良くて伊達じゃなかったのにいろいろ残念だった…。

対カイロ戦の前哨戦とてカイロの大人気ない集中砲撃の中から肩の埃を払って出てくるルークの挑発的な態度イイね!ベテランの落ち着きの中にも昔のやんちゃなルークも感じる仕草でした。レイアはルークがどんな覚悟で姿を現したのか一目で悟ったんだろうなあ。嗚呼、スカイウォーカーの血、切ねえ…。そしてレンくん落ち着いて…とばっちりハックス将軍憐れェ。

最後のジェダイのあのシーンで、若い女の子を勧誘するならお色気か?大人のみりきなセクスィーか?という思いつきで上着を脱ぐコマンドが出現したレベルなら、カイロ・レンのコミュ障っぷりが爆発してる感じで凄く好きです。

ハックス将軍はちょっとだけカイロ・レンより年下な気もするけど公式設定どうなんだろう。スノーク亡き後にストッパーがなくなっていいようにボコられてるハックス将軍好き。(スノークにも床にビターンされてたけど)

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今回寄り添いそうで最後に決定的な決別をした二人に見えたけど、このラストジェネレーションの光と影な二人は今後どうなるのか期待です……。カイロの撃沈が見えるようだけど…。


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2017年12月28日

『 オレの獲物はビンラディン 』

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『 オレの獲物はビンラディン 』公式サイト

鑑賞日:2017年12月23日(2D字幕)



「オレの獲物はビンラディン」思ってた以上に面白かったです。原題はArmy of One。はい、愛国心一杯のちょっぴり根がサイコなおじさんが突如“神の啓示”を受け、軍や政府は頼りにならん!オレがオサマ・ビンラディンを取っ捕まえてやる!と単身パキスタンへ。通販で買った日本刀持って。

正論言ってるかもしれないけど無茶苦茶胡散臭い「神」とおじさんのやり取りが面白い。ちなみに実話というか実在の人物をモデルに作られた映画です。監督は「ボラット」のラリー・チャールズ。納得の内容だ。

ニコケイ、常にハイテンションの演技が堂に入ってました。本人に似せてるのか異様に甲高い声で常にマシンガントークです。こんだけ無茶苦茶で胡散臭さMAXのオッサンでも、ちゃんと友達も愛する人もいるので世の中は捨てたものじゃないのかもという小さな謎の感動もあります。

日本刀をさげたオッサンがパキスタンへオサマ・ビンラディン探しにという凄い内容ですが、血生臭いシーンはなく実にハートフルな映画です。日本刀でも十分問題あるけど、銃を持ち込まないところに信念を感じます。

あとCIAが意外とやさしいのでそこにも感動の要素があります。CIAのやさしさ、それはダイエットコーク。



クリスマス期間中に見に行くと、素敵なポストカードもらえるよ!

あ、パンフ読んでたら実在のモデルの方のゲイリー・フォークナーは拳銃は持ち込んでた模様。

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今回は邦題のインパクトもあって日本版の販促割と好きですけれど、アメリカ版?ポスターもなかなかインパクトのあるデザインだ。


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『 カンフー・ヨガ 』

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『 カンフー・ヨガ 』公式サイト

鑑賞日:2017年12月23日(2D字幕)

クリスマスを目前にして、今日は「カンフー・ヨガ」と「オレの獲物はビンラディン」をハシゴしてきたゾ!久々のケイジング!!

「カンフー・ヨガ」は話がややぐたついた進行で、あとヨガ要素もっと多く出してくれたら良かったのに…というモヤる点もあったのですが、とりあえずインディアンダンサーズとニッコニコで踊る幸せそうなジャッキーで全て帳消しになりました。皆インディアンダンスで幸せになろう。

一応ジャッキー版インディー・ジョーンズなイメージ?ジャッキーが考古学者。ジャッキーの大学の助手の一人がなんか綺麗な星野源みたいな子だなあと思ってたら、実際には中国のアイドルの人だったみたいで。

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中国版・星野源……。

いやあ、でもそうよね、天竺ってインドのことだもんね。中華とインド、カンフーとヨガは近い関係にあるのよ。

「カンフーヨガ」OP(というか物語の導入部分)が完全に無双シリーズかって感じでしたよ。象兵とか出てくるし。アルジュナはやはり大弓使いでした。ジャッキー版ゆるーいインディー・ジョーンズ with インディアンダンサーズって感じの映画です。合言葉は「ジャッキーが楽しそうだからいい」

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楽しそうなジャッキーで全てを帳消しにしよう。

そうそう、中国映画に頻発するエンドロールに音楽の尺が足りなくて無音状態。あれ、妙に不安になるのよね。ジャッキー映画名物のNG集がなかったのは何故なんだろう。


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2017年12月17日

『 鋼の錬金術師 』

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『 鋼の錬金術師 』公式サイト

鑑賞日:2017年12月16日(2D)



さて、世間がスターウォーズでフィーバーする中、見届け案件で実写版「鋼の錬金術師」キメて来たぜ!公開して少し経ちましたが、0巻も無事貰えたズェ!そしてトナカイにされてる可愛そうなアル!(苦笑)

友人と共に覚悟はできていたし、荒川先生は完全に餅は餅屋主義の方だから、原作者であっても自分の手を離れた作品に対し決して文句を言う方ではないことは解っていたので何とか平静を保てました。(前置き)

それにハガレンを小中学校で読んでた人たちですら今20代後半ぐらいでしょ?そうなると今の学生さんとかからはハガレンはもう古典なわけよね…。初めて…前情報なくこれ見て世界観把握できるもんなのだろうか…。

イタリアロケまでして頑張っているのは解るんですが、なんせモブまで茶髪のカツラ付けた日本人で、ここは東京イタリア村?感がなんとも…。メインキャラは何故か日本人でモブエキストラだけ外国人だった某ローマ風呂漫画の実写映画の方が違和感は薄かったような。

海外で外ロケしてるシーンはそれなりだけど、スタジオ撮影しているであろう屋内のシーンになると部屋の作り込みが薄っぺらいのも気になった…錬金術師の部屋とかもっと魔窟だろう、と。

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まあ今さらキャスト全員日本人違和感は仕方がないんですけど、エドの三つ編みウィッグとかエンヴィーの髪とかもうちょっとなんとかして欲しかったなあ。再現度が良かったのは松雪泰子のラストかしら。ホークアイ中尉はもうちょっと軍人なんだから骨太さが欲しかったし、銃の構え方…な。(汗)

ヒューズ中佐はなんでTwitterでともだちおじさんと呼ばれてたのか理解できました。佐藤隆太には似合わないよなーと思ってたけど、ツーブロックカットがなかなか良く決まってました。しかしロス少尉は出てきてもアームストロング少佐は出て来ないのか…。ヒゲとハゲと筋肉の要素が少ない!それだ!!

おディーン様はひたすら格好いい大佐を演じていてダメ上官みが全くないというか、大佐vsホムンクルスのシーンは原作だともっと因縁の対決として描かれていたし、エンヴィーもさあ…彼の最期はすごく味があったから…。あとほぼ全てのシーンにウィンリィいなくてもよくね?

小日向文世と國村隼人をだいぶ勿体ない使い方してましたが、國村隼人ってドクター・マルコーっつーよりノックス先生のがよくね?あとマルコー先生は生きて罪を償って生きる人間として原作では最後までちゃんと描かれてたキャラだから…ああ…。

スカー(イシュヴァール)の要素とシン国の要素が抜けているので、国家錬金術師のなんたるかや、軍部との関係、国一つ規模の陰謀って感じが微塵もなく、なんとゆーか悪いのはとりあえずタッカー(とハクロ将軍)てのがキツかった。まあ尺の問題がってのは解りますが。

大泉洋無双なタッカーさん、原作の名台詞を言ってくれたのは良かったですし、大泉洋のサイコキャラ演技も良かったんですが、話の流れ的にどうしてもコレジャナイ感はあったなあ。なんか勿体ないんだけど。

もうなんか、あー…あーーー……はははは……。あーーー、もーーー、しょうがねっかあ〜〜〜〜、あーーーー、みたいな感じ。凹

監督、「ピンポン」や「あしたのジョー」の方なんだ。なんか漫画実写化ばっかりだな。でも「あしたのジョー」は良かったよ。

アルは半分CG、半分着ぐるみな感じ?アルの出来は悪くなかったです。



そう思ってたところ、貰ったハガレン0巻の表紙めくったらこれで荒川先生最高だぜと思いました。

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軍部の描き込みが薄っぺらくて国家規模の危機という感じが薄かったんだけど、マスタング組もっとちゃんと描いて欲しかったよなあ…。そして「大総統」という言葉を出した以上はなんかありそうな次回では大総統キング・ブラッドレイ登場するってことなのかしら…?いや、続編なくていいけど……。(汗)


posted by 益子繭己 at 22:42| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする