2018年01月29日

『 ルイの9番目の人生 』

640.jpg
『 ルイの9番目の人生 』公式サイト

鑑賞日:2018年1月27日(2D字幕)

そして「ルイの9番目の人生」全く前情報を入れず、幼い頃から事故にばっかり遭う数奇な運命の子の物語をブラックコメディ的に展開していくのかと思ったら彼に関わる大人たちの複雑な事情と性癖が暴かれていくかなり救われないミステリー作品でした。思ってたのと違くてびっくり。

例え本物の愛であっても子供を自己愛の具現化として見ている親を持つことは不幸な話であるよ。あと、あんまり調べてなかったからうかつだったのですが、海沿いの崖から落ちるというのは個人的に精神的に来る。「ダークシャドウ」でも嫌だったんだよな。

いや、でも作品としてはとても面白かった。監督、「ピラニア3D」や「ホーンズ 容疑者と告白の角」の人だったのか!

途中からお母さんが怪しいというか危ういことに気づいてくるわけですけど、女性目線で見るとあー、この人はヤバいな、でも絶対に男性が抗えないタイプよねというファム・ファタールっぷりで(あのパーティーに呼ばれるシーンやばい)、パスカル先生にはやーーめーーとーーけよーーー、パスカル〜〜〜〜、あ〜〜〜〜〜、ああ〜〜〜〜〜〜〜、思う壺〜〜〜〜〜になっちゃうし(実際隣の席の女性客が「それ絶対嘘だから行かない方がいいよ」とか呟いてるの聞こえたし(苦笑))、ルイのお父さんは問題はあれどちゃんとルイと父子愛が築けていただけに悲しくて哀れになってしまうのですよ……。お母さんに言われてボクサー辞めたってのもね。あのお父さん後になればなるほどちゃんとした人で葛藤してたんだなあってのが解って辛いよ。

そして奇跡的にルイが目覚めたとしても、この後に何が待ってるのかな……と思うと、何があろうとあのお母さんとルイは血縁の母子というのは唯一の揺るぎない事実(と仮定されている)わけであって、親を選べないって辛いね……となってしまうのでありました。


posted by 益子繭己 at 15:37| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。