2016年03月13日

『 ロブスター 』

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『 ロブスター 』公式サイト

鑑賞日:2016年3月12日(2D字幕)

「ロブスター」は独身になるとたった45日間の猶予しか与えられず、人里離れた施設で再恋愛プログラムに強制的に参加させらて、その間にパートナーが見つけられなければ動物に変えられてしまうという、独身非リアは人権すらない世界を描いた珍作です。テーマが痛烈な上に物理的に痛い描写も多々。

動物が酷い目に遭う描写があるのでそういうのが精神的に来る人はダメだろうな…。主人公のサエないおっさん役がコリン・ファレル。アイルランドの種馬バッドボーイがすっかり腹の出たおっさんに。まだ40ぐらいだよね?この人。このむちぽよボディは役作りだとは思うけど。

ベン・ウィショーもダサダサの角刈りヘアカットで登場するよ!ジョン・C・ライリーは酷い役だよ!レイチェル・ワイズも大変なめに遭うよ!血の戒律を守らせる、独身者たちのリーダー役のレア・セドゥがブリザード級クールビューティーで最高だよ!

しかし作中主人公が試行錯誤の末、恋愛の定義は「共通点があること」に行きつくんだけど、別に何がなんでも共通点は必要とは感じないんだよなあ。相手を愛をもって放置できる心(笑)の方が大事なように感じるから。あと人格や趣味趣向の合致と性癖の合致って別の話だよね…とも思う。

独り身でも、恋愛中であっても、結婚していても微妙な気分になる映画に思えた。ラストもモヤモヤしててな…。でも全体的には面白い映画だったと思う。ちなみにタイトルは主人公が恋愛成就しなかった際に変えられたい動物の希望がロブスターだったため。ロブスターって死ぬまで繁殖活動できるらしい。

あ、そうそう、ちょっとナタリー・ポートマン似の無機質なメイド役のアリアーヌ・ラベドも初めて見た女優さんだったけどいい感じでした。子鹿のように細い手足で、あの「ダンスナイト中はヘッドフォンでテクノを聴きながら一人で踊ること」なシーンはシュール過ぎて笑えました。


posted by 益子繭己 at 11:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「ロブスター」
Excerpt: そこでは、45日以内にカップルになる相手を見つけられないと、動物に変えられてしまう。妻の心変わりで独り身になったデビッド(コリン・ファレル)は、そのホテルに滞在する事を決意する。一匹の犬を連れて。その..
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Tracked: 2016-04-15 13:15